どうやら世界王者はパリへ向かうようだ
パリ・サンジェルマンは今後数日以内に、スペイン人フォワードのフェラン・トーレス獲得に向けてバルセロナへ正式なオファーを提示する準備を進めている。パリの同クラブは、この移籍を今週末から来週初めにかけて決着させようとしており、選手がカタルーニャのチームのトレーニングに合流してしまい移籍が危険にさらされる事態を避けようとしている。
カタルーニャ紙『スポルト』が伝えたジャーナリストのマテウ・モレト氏によると、パリ・サンジェルマンはワールドカップ期間中の最初の接触以降、選手との交渉で著しい進展を見せているという。この時フェランはパリのクラブのオファーに耳を傾けることに同意しており、選手はまだ最終的な同意を示していないものの、フランスのチームは交渉をうまくまとめられると自信を持っていると同氏は強調した。
フェランの返答を待つ金銭的オファー
同紙によると、フェラン・トーレスにはすでにパリからの金銭的オファーが届いており、正式な手続きを開始するために今後数日以内に返答しなければならないという。パリのクラブはすべてが近いうちに決着すると考えている。
フランスのクラブがこの移籍を早急に決着させようと懸命になっているのは、他チームとの競争があるためではなく(プレミアリーグで選手が注目を集めているにもかかわらず)、新シーズンの開幕とともにバルセロナのトレーニング体制に選手が溶け込んでしまい、プレッシャーにさらされる状況を避けるためである。
バルセロナは状況の明確化を求める
現時点で両クラブ間には正式な接触は一切なく、選手の代理人からバルセロナへは何の進展も伝えられていない。カタルーニャのクラブは、自クラブのフォワードの将来についてメディアで報じられるすべてを注視している。
カタルーニャのクラブ内部では、フェランの最近の発言と移籍の可能性への対応の仕方に不満がある。バルセロナは状況の明確化を求めており、具体的なオファーがあるのなら、移籍の是非についての最終判断を下すために明確かつ詳細なものでなければならないとしている。
カタルーニャのクラブ内部では、特に現時点まで正式なオファーがないことを受けて、フェラン・トーレスの残留を支持する声が高まっている。
アメリカからの帰国後に下される決定的な判断
フェラン・トーレスは現在、プロモーション活動に出席するためアメリカに滞在しており、今後数日以内にスペインへ帰国次第、最終的な決断を下す可能性がある。
パリ側は、選手が移籍へ向けて正しい道を進んでいると見ている一方、バルセロナは代替プランを継続する構えで、来る9月から給与を凍結する形での契約更新オファーを選手に提示する予定だ。
フェランがそのオファーを受け入れれば、カタルーニャのチームに残留することになる。だが拒否すれば、バルセロナは移籍市場で彼を売りに出そうとするだろう。パリ・サンジェルマンの関心が事を容易にする可能性はあるが、次の一歩を踏み出すのはフォワード自身でなければならない。
バルセロナは5500万ユーロを要求
選手が移籍に最終的な同意をしていないため、両クラブ間で正式な数字はまだ提示されていない。しかしバルセロナが明言しているのは、フェラン・トーレスの対価として最低5500万ユーロを得たいという意向であり、これはカタルーニャのクラブがマンチェスター・シティから彼を獲得した際に投じたのと同じ金額である。
選手の契約は残り1年のみであるにもかかわらず、バルセロナはフォワードが移籍市場で高く評価されており、この金額の要求は正当だと見ている。












