【欧州・海外サッカー 最新ニュース】アトレティコがイ・ガンイン獲得を正式に発表した。
アトレティコ・デ・マドリードは25日、パリ・サンジェルマン(PSG)から韓国代表MFイ・ガンイン(25)を獲得したことを発表した。
アトレティコがイ・ガンイン獲得を内定させていたことは周知の事実となっていたが、ついに正式アナウンスが届いた。アトレティコは移籍金3500万ユーロ+インセンティブ500万ユーロと、日本円にして総額約70億円のオファーを提示してPSGと合意している。
スペイン第3のクラブであるアトレティコは、クラブのさらなる成長のためにアジア市場開拓を目指し、アジア人選手の獲得に躍起となっていた。これはミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOの意向を大きく反映したもので、最たる獲得候補にはイ・ガンインのほか、レアル・ソシエダMF久保建英(25)の名があった。昨夏の段階では久保の方が獲得の優先順位が高かったとみられ、スペインの有力スポーツ紙『マルカ』などでも日本人MFの名が何度も挙げられ、韓国人MFはほとんど取り上げられなかった。
状況が変わったのは、昨年10月からだ。アトレティコはクラブの新スポーツディレクター(SD)としてマテウ・アレマニー氏を迎え入れた。バルセロナのSDを務めたことで有名な同氏は、バレンシア時代に下部組織の選手だったイ・ガンインとプロ契約を結んだ人物だった。
アレマニー氏はイ・ガンインおよびその関係者とつながりが深く、そのためにアトレティコ全体で韓国代表MF獲得に向けて舵を切ることに。冬の移籍市場ではPSGに放出を拒否されたが、この夏ついに獲得を実現している。またアトレティコはイ・ガンインを昨季限りで退団したFWアントワーヌ・グリーズマンの後継者に据える考えのようで、ユニフォームも元フランス代表FWが着用していた7番を与えている。
アトレティコは今季のプレシーズンで、7月29日にクラブ練習場でヘタフェ、8月1日にストックホルムでマンチェスター・ユナイテッド、そして9日には韓国のソウルでマンチェスター・シティと対戦予定。イ・ガンインはすべての対戦でピッチに立つことが予想され、母国への凱旋試合では大きな熱狂で迎え入れられることになりそうだ。なお韓国では、すでにアトレティコのユニフォーム売り上げが大幅に伸びているという。












