アルテタ、巨大なアーセナルで長期政権へ
リンパルは、アルテタにとってアーセナルを離れ、バルセロナやマンチェスター・シティのようなクラブへ移る理由はないと主張している。リンパルは、北ロンドンのクラブが欧州屈指の強豪としての地位を確立したと考えている。元スウェーデン代表のリンパルによれば、アーセナルの移籍市場での求心力と4つの大会すべてで優勝を争う立場にあることにより、エミレーツ・スタジアムでの監督職は世界のサッカー界でも最高級の仕事の一つになっている。クラブが移籍市場で継続的にアルテタを支えていることもあり、リンパルは、このスペイン人指揮官が現在のプロジェクトから離れると決断する展開はないとみている。
いまや誰もがアーセナルでプレーしたがっている
SveaCasinoの取材に応じたリンパーは、アルテタがすでにロンドン北部で理想的な環境を手にしていると主張した。また、クラブの地位が高まっていることで、他クラブへ移る必要はまったくないと強調している。
「世界最高の選手たちを自分のために獲得できるのに、なぜミケル・アルテタがアーセナルを離れる必要があるんだ? アーセナルはヨーロッパで最高、あるいは2番目に優れたチームだ」とリンパーは語った。「今や誰もがアーセナルでプレーしたがっている。今の我々は巨大なクラブだ。
「プレミアリーグで優勝し、4つすべての大会で深いところまで勝ち進む。4冠を達成できるかもしれないクラブで、誰だってプレーしたいと思うものだ。それに、彼がすでに抱えている選手たちを見てほしい! みんな非常に優れた選手だ。良い選手であるだけなら、アーセナルにはフィットしない。ブライトンやフラム、あるいはどこか別のクラブでプレーすればいい。
「アルテタは、アーセナルですでに手にしているもの以上の環境をバルセロナやマンチェスター・シティで見つけることはできない。そして彼らは、さらに多くの、さらに優れた選手を彼のために獲得し続けている」
指揮官が名心理学者の試練に直面へ
クラブの歩みを称賛しつつも、リンパルは、ワールドクラスの才能で埋め尽くされたスカッドを管理することが、今季のアルテタの指導力を極限まで試すことになると警告した。
「ワールドクラスのチームを持つには、ワールドクラスのフィールドプレーヤーが10人必要だ。しかし同時に、ベンチにいる、あるいはまったく出場しないワールドクラスの選手も10人以上必要になる」とリンパルは説明した。「これは監督にとって最も難しい仕事だ。ペップ・グアルディオラやユルゲン・クロップのような監督にとっても難しかった。ミケル・アルテタにとっても、スカッド全員を満足させ続けるのは難しいだろう。それが最も難しいことだ。アルテタの本当の仕事は、まさに今始まる。全員を自分のもとで関与させ続けるには、心理面を巧みに扱う達人でなければならない」
さらにこう付け加えた。「トップクラブの監督でいるのは厳しい仕事だ。それは私にも分かる。しかし、毎試合で最高の10人を起用できるようにすることは、ミケル・アルテタの夢だった。そして負傷者も出るし、退場者も出るし、調子の変化もある。そういう時にベンチを見て、それでも選手たちが満足していなければ、誰であっても関係ない。
「そういう試合に途中から入るのが気まずくても関係ない。選手はそれを力に変えなければならない。『あいつのために走って、見せつけてやる』という気持ちで入るべきだ。危険な存在である時、そこにフットボールの心理学が関わってくる。もしそれを間違えれば、彼は危うい立場に置かれる」
アーセナルのプレシーズンは続く
アーセナルは、来たるシーズンに向けた準備をすでに順調に進めている。土曜の夜には、プレシーズン日程の初戦でジローナに4-1で快勝した。チームは今後、厳しいシーズンを前にコンディション向上と新戦術の浸透に取り組む。アルテタ監督率いるチームは次戦で8月5日にダブリンでレアル・ベティスと対戦し、その後はエミレーツ・スタジアムでボルシア・ドルトムントとコモを迎え撃つ。












