【欧州・海外サッカー 最新ニュース】ピルロ氏、イタリア監督就任の騒動について口を開く
アンドレア・ピルロ氏は27 日、イタリア代表監督就任の可能性が消滅したことを明らかにし、現在の心情を述べている。
イタリア代表監督就任が間近とされていたピルロ氏だが、イタリアサッカー連盟(FIGC)は契約に向けた動きを停止。FIGCが問題視したのは、ピルロ氏が『フォンベット』のグローバルアンバサダーを務めていることだった。
問題は『フォンベット』が賭博事業を営んでいることではなく、ロシア資本の企業という点だった。イタリアとロシアの関係は、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻以降、緊張状態が続いており、ピルロ氏が最近モスクワで開催された企業イベントで行った同ブランドのプロモーション活動は、イタリア代表監督就任という将来像とは相容れないものとなっている。ピルロ氏がロシアの賭博会社のアンバサダーを務めていることに対し、イタリア国内では強い反発も起こっていた。
そししてピルロ氏は27日、SNSを通じてメッセージを発信。自身がすでにイタリア代表監督ではないことを伝え、また自身の招集に動いていたミラン時代の盟友パオロ・マルディーニ氏(FIGCテクニカルディレクター)、レオナルド氏(FIGCアドバイザー)に感謝を告げた。そして『フォンベット』とのつながりの解釈については「遺憾」と述べている。
「関係機関や連盟、そしてすべての関係者への敬意から、私はこれまで沈黙を守ることを選んできた。しかし昨夜、自分がもはやイタリア代表の候補ではないと知らされ、いくつかの事柄を明確にすることが自分の義務だと感じている。マルディーニとレオナルドには感謝している」
「キャリア全体を通じて、初めは選手として、そして今は監督として、私は自分が働いてきた国の法律や署名した契約を厳格に遵守し、常にプロとしての職務を遂行してきた。最近の論争の的となっている仕事上の協力関係は、アラブ首長国連邦での私のキャリアという文脈から生じたものであり、もっぱら商業的およびスポーツ的な性質のものだ」
「この協力関係に政治的な意味づけを行うことは、私のものでもない信念を私自身に押しつけることを意味する。自分に示してくれた敬意と信頼に対し、マルディーニとレオナルドには感謝の意を表したい。私は彼らの経験、真摯さ、そして彼らが常にイタリアサッカーに注いできた愛情を知っている。ひとつのスポーツ上の決定が急速に公の議論へと変わり、結果として自分の意図していないものに結びつけられたことを遺憾に思う」
「イタリアへの愛は、ひとつの仕事に依存するものではない。それは私の歴史、私のアイデンティティの一部であり、これからも私とともにあり続ける」












