フリック、アデイェミについて率直な見解を示す
バルセロナはプレシーズン初戦のバーミンガム・シティ戦で2-2と引き分け、その後のPK戦で2-3と敗れたが、試合後のフリックは言葉を濁さなかった。注目はアデイェミに集まっていたものの、新戦力は輝きを放てず、サイドで居場所を見失ったようなプレーが目立ち、さらに相手のゴールに直結する形でボールを失った。
セント・アンドルーズでの試合終了後、フリックは報道陣に対し、同胞のパフォーマンスについて批判的な見解を示した。「カリムは、いくつか良くないプレーがあった」と、このドイツ人指揮官は語った。「彼にはもっと見せられるポテンシャルがあると思う。ただ、まだトレーニングの最初の1週目だから、それは普通のことだ。
「練習では、スピードやフィニッシュの面で、もっと良いカリムを見ている。だが、彼には大きなポテンシャルがあり、我々に多くのものをもたらしてくれる」
バーミンガムと引き分けも若手が輝く
アデイェミが適応に苦しむ一方で、バルセロナの下部組織には多くの明るい材料があった。フリックはアカデミー出身選手を多く起用したチームを送り出し、フィジカル面の準備がより進んでいるバーミンガムを相手にしたチーム全体のパフォーマンスについて、総じて満足感を示した。
「良いプレーができたと思う。バーミンガムは強いチームで、彼らはカップ戦でシーズンをスタートさせる。一方で、我々は若いチームだ。今日見たものは、普段のトレーニングで見ているものと同じだ」とフリックはコメントした。ただ、その一方で技術面の改善点にも触れ、「状況によっては、ボールを持った時の自信が少し足りなかったかもしれないし、ライン間でもっとプレーする必要があった。後方からのビルドアップでもいくつかミスがあった。ただ、全体的には満足している」と述べた。
アブデルカリム、2得点の活躍で称賛を集める
この日の午後、間違いなく際立っていたのは18歳のエジプト人FWハムザ・アブデルカリムだった。2得点を挙げ、引き分け確保に貢献した。フリックはこのティーンエイジャーの決定力と勤勉さを惜しみなく称賛し、こう語った。「彼はとても謙虚で、素晴らしい人間性を持ち、自分のベストを出そうとするメンタリティーがある。それはとても良いことだ。大きなポテンシャルを秘めている。ストライカーとしては、チャンスがあればそこにいなければならないが、彼は実際にそこにいた。これは今後数週間に向けて、彼に大きな自信を与えるはずだ。
「彼には、ほかの選手たちと同じように大きなポテンシャルがある。最も重要なのは、自分たちのクオリティーを示すことだが、彼は本当にそれをやってのけたし、私はそれをとても高く評価している。クオリティーは重要だが、若い選手たちにとっては強度や雰囲気も同じように重要だ。彼らと一緒に仕事ができるのは喜びだ」
バルセロナにこれ以上の攻撃面の補強はなし?
ピッチ上で結果にばらつきがあり、さらにクラブとアトレティコ・マドリーFWフリアン・アルバレスを結びつける移籍騒動が続く中でも、フリックは現有戦力に最高レベルで戦うだけの十分な攻撃力が備わっていると強調した。
「私は今いるチームと、今いる選手たちに集中している。夢見ているわけではない。私はここにいる」とフリックは締めくくった。「私が見ているのは、若い選手たちも含めて非常に高いクオリティーがあるということだ。昨季と同じように大きな目標があるが、すべては日々どう取り組むかにかかっている。私はチームが日ごとに成長し続けてほしいと思っている。それが私たちに必要なメンタリティーだ」












