Hiroko Hamada
[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に反発し、前営業日比0.32%(202円63銭)高の6万3957円53銭で取引を終えた。企業の決算発表が相次ぐ中、好業績銘柄に買いが入り、相場を支えた。一方、為替の円高警戒もくすぶる中、上値は重かった。強弱材料が混在する中、指数の方向感は乏しかった。
日経平均は前日の米株高が支えとなり小幅高でスタートした。ただ、その後はマイナスに転じ、弱い地合いとなった。足元のドルは157円半ばで推移し、円高進行は一服している。ただ、追加の為替介入が入るのではないか、との警戒感が日本株の上値を抑えた。一方、個別材料を手掛かりにした物色は活発となった。好決算銘柄への買いが支えとなる形で後場に再びプラス転換し、小幅高での推移が継続した。
市場の関心を集めていたトヨタ自動車は1%超安。同社は4日、2027年3月期通期の連結業績予想(国際会計基準)を上方修正したが、純利益予想が市場予測に届かず、売りが優勢となった。
SMBC信託銀行の投資調査部長・山口真弘氏は「為替については、追加の介入でまだ円高が進行するリスクもあり、輸出関連は上値の重い展開となりそうだ」と指摘した。
円高は重しになりやすい一方で、「企業業績は総じてしっかりしている印象。特にAI(人工知能)・半導体株の調整が一服すれば、AI関連が主導する形で日経平均は再び上方向を試す動きになりそうだ」(山口氏)という。
TOPIXは0.04%高の3961.78ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.05%高の2043.6ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆2837億3600万円だった。東証33業種では、非鉄金属、機械、精密機器など10業種が値上がり。陸運、水産・農林、情報・通信など23業種は値下がりした。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が4日続伸し、2.35%高の703.82ポイントだった。
個別では、決算を受けて三菱重工業、ヤマハ発動機が大幅高。前日に決算を発表した大塚商会も堅調だった。半面、指数寄与度の大きいソフトバンクグループ、アドバンテストは軟調。主力のソニーグループやファーストリテイリングも売られた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが629銘柄(40%)、値下がりは902銘柄(57%)、変わらずは26銘柄(1%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 63957.53 +202.63 63995.28 62,864.43
─64,240.50
TOPIX 3961.78 +1.75 3960.28 3,926.33─
3,969.23
プライム市場指数 2043.60 +0.94 2042.96 2,025.28─
2,047.33
スタンダード市場指数 1639.88 +11.93 1631.64 1,630.01─
1,642.97
グロース市場指数 906.05 +19.50 891.24 889.35─90
7.87
グロース250指数 703.82 +16.17 691.70 690.07─70
5.47
東証出来高(万株) 260214 東証売買代金(億 102837.3
円) 6












