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Nora Eckert
[デトロイト 28日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーターは28日、2026年通期決算の利払い・税引き前利益(EBIT)予想を100億─110億ドルに引き上げた。上方修正は今年2回目。高価格帯のピックアップトラックを購入する底堅い顧客層の存在を理由に挙げた。
同社株は通常取引を1.9%高で終えた後、時間外取引で5.4%上昇した。
同社は4月、通期のEBIT見通しを年初時点の80億─100億ドルから85億─105億ドルに引き上げていた。
シェリー・ハウス最高財務責任者(CFO)は記者団に対し、フォードの顧客は底堅いとし、いわゆる「K字型経済」の中で米富裕層の需要が持ちこたえている兆候だと指摘した。
併せて発表した第2・四半期(4─6月期)の中核利益は約20%増の25億ドル。米国での需要の強さが関税コストや広範な景気の不透明感を相殺した。
同社はこれまで、関税による通期のコストを正味約10億ドルと見込んでいたが、ハウス氏はこれを若干下回る見通しだと述べた。ただ、新たな具体的数値は示さなかった。
調整後の1株当たり利益は0.42ドルと、LSEGがまとめたアナリスト予想の0.35ドルを上回った。売上高は3.8%減の483億ドルだった。
同社はまた、韓国電池大手SKオンとの合弁事業の解消に伴う費用により、13億ドルの純損失を計上した。
上半期の米国での電気自動車(EV)販売は57.4%減少したが、同社は27年にケンタッキー州の工場で3万ドルの電動ピックアップトラックの生産開始を予定している。第2・四半期のEV・ソフトウエア部門の損失は9億1900万ドルで、同部門の通期損失は約40億ドルと見込んでいる。












