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[台北 28日 ロイター] - 台湾国防部(国防省)は28日、来月実施する年次演習で武器生産ラインの移転や民間工場の軍事転用の訓練を行うと明らかにした。中国による攻撃で供給拠点が打撃を受けた場合でも、戦闘の継続を可能にすることが狙い。
8月5─14日に行う年に1度の大規模軍事演習「漢光」の一環で、中国が通常の軍事演習を装って台湾への全面侵攻の準備を進めるという想定でシミュレーションを実施する。台湾軍は直ちに戦闘態勢を引き上げ、即応演習を行う。
国防部の計画概要によると、訓練では台湾が有事に生産拠点を分散させつつ、軍を支えるために必要な生産量を維持できるかどうかを検証する。
こうした訓練に焦点を置く背景には、中国が攻撃の初期段階で指揮所や港湾、物流拠点、防衛産業施設のまひを狙うのではないかという懸念がある。
参謀本部作計室の呂文元少将によると、訓練では台北にある武器調達機関「軍備局」の第202工場について有事の移転をシミュレーションし、緊急命令発令後に「システム全体の組み立て」を担う民間工場を動員する。
また、海上交通路を開かれた状態に保ち、重要物資の輸送を保護する能力も検証する。海軍と海巡署は実際の兵員や装備、弾薬を用いて合同訓練を行い、海巡署の巡視船の改修や沿岸攻撃、海上での法執行、重要物資の護衛を演習するという。












