記事の内容
[ブリュッセル 22日 ロイター] - 欧州連合(EU)の反トラスト(独占禁止)規制当局は22日、米メディア大手パラマウント・スカイダンスによる総額1100億ドルのワーナー・ブラザース・ディスカバリー買収を承認した。パラマウントがユニバーサル・ピクチャーズとの映画配給合弁事業を解消することを条件とした。
欧州委員会は、パラマウントが今後10年間、欧州でユニバーサルとの映画配給契約を結ばないほか、ワーナー作品の劇場配給を自社の配給部門に移管しないと述べた。
欧州委は「こうしたコミットメントにより、統合後の企業の作品がユニバーサルやディズニーの作品と共同で配給されないことが担保され、当局が指摘した競争上の懸念に完全に対処するものとなる」と説明した。
一方、米国ではより厳しい法的障害に直面している。米司法省は既に買収を承認しているが、カリフォルニア州やニューヨーク州など12州が、合併は競争に回復不能な損害を与えると主張し、連邦地裁が20日、買収手続きの一時差し止めを命じた。
また、全米脚本家組合(WGA)も買収が脚本家の生計を脅かし、米国のエンターテインメント産業の健全性を損なうとして訴訟を起こしている。












