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Kenrick Cai
[サンフランシスコ 4日 ロイター] - 英政府機関のAIセキュリティー研究所(AISI)は4日、オープンAIとアンソロピックの最新人工知能(AI)モデルの検証中に、AIエージェントが安全なシステムへの不正アクセスを狙って偽の身元情報を作成していたと発表した。
AISIによると、AIモデルの能力を評価するために実施したセキュリティー検証の中で、アンソロピックの「ミュトス5」とオープンAIの「GPT─5.6ソル」を搭載したAIエージェントが不正な行動をしたという。
AISIはブログで「テスト対象となったエージェントの一部が、実在する人物や組織に向けて、持続的で潜在的に有害な活動に従事していた」と明かした。
AISIは大手AI企業との合意に基づいて先端AIモデルにアクセスでき、今回は架空の想定下でエージェントのサイバーセキュリティー能力を検証した。計122回のテストのうち、10回で合計19件の不正行為を確認。17件がアンソロピック、2件がオープンAIのエージェントによるものだった。
最も深刻な事例では、エージェントが悪意あるコードを作成し、それを人間に承認させようとして偽の身元情報を作り出したという。いずれの不正行為も実際の被害は確認されていない。
米カリフォルニア州の非営利団体CivAIの研究者アンドリュー・ユン氏は、偽の身元情報を作成したのはアンソロピックのエージェントとみられると指摘した。
アンソロピックはXへの投稿で、詳細を把握し独自の調査を行うためAISIと緊密に連携していると表明した。












