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[4日 ロイター] - 米テキサス州のアボット知事は4日、電力需要が急増して送電網の信頼性を脅かしかねないとの懸念から、同州内の新規データセンター・プロジェクトの承認を一時停止するよう当局に命じた。
テキサス州公益事業委員会(PUC)および電力網運営機関ERCOTに宛てた4日付の書簡で知事は、送電網への接続を求めている全てのデータセンター計画について、まず監査を実施するよう指示した。
知事によると、ERCOTは現在、州の過去最高需要の5倍を超える約474ギガワット相当の新規電力需要について申請を審査中。その約90%がデータセンターによる申請だ。
テキサス州は豊富な土地とエネルギー供給力を抱え、企業に友好的な環境であることから、2030年までにバージニア州を上回る世界最大級のデータセンター拠点となる可能性が示されている。
しかし、データセンターが大量の電力や水を消費することや、発電に伴う環境負荷への懸念から、地域住民の反対は強まっている。世論の反発を受けて政治家もデータセンター建設に反対の姿勢に転じ始めており、先月にはニューヨーク州が全米の州で初めて、大規模データセンターに対する建設許可手続きを凍結した。
アボット知事は書簡で「テキサス州の電力網の信頼性と強靱性を守るための確認・監査手続きに従わないデータセンター・プロジェクトは認可を拒否しなければならない」と言明した。












