Anhata Rooprai
[22日 ロイター] - 米IBMは22日、2026年の売上高伸び見通しを4─5%とし、従来予想の5%超から下方修正した。また、合わせて発表した第2・四半期業績は市場予想を下回った。
LSEGのデータによると、アナリストの通年売上高伸び予想は4.8%(707億7000万ドル)だった。
第2・四半期の売上高は1%増の171億6000万ドルと、市場予想の175億8000万ドルを下回った。純利益は21億7000万ドルと、前年同期比から減少。調整後1株当たり利益は2.93ドルで、市場予想の2.97ドルを下回った。
株価は決算発表後の取引で一時2%上昇したものの、その後は横ばいとなった。
IBMは先週、企業の支出がソフトウエアからデータセンターインフラにシフトする流れに対応しきれなかったと認め、第2・四半期の業績が大きな打撃を受けると警告していた。
アービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は決算発表後のアナリスト向け電話会見で、「第2・四半期に実現しなかった案件の大半は、大口顧客の大型設備投資だった」とし、それらの案件の約3分の1が第3・四半期に入って成約したと説明。「需要の多くは先送りされただけで、消失したわけではない」と語った。
CFRAのアナリスト、ブルックス・アイドレット氏は「ソフトウエア分野全体にとって、これはポジティブな決算と受け止めるべきだ。IBMのソフトウエアの不振は、経営陣が先週の投資家向け書簡で説明した通り、IBM固有のハードウエア問題を反映している可能性が高い」と述べた。
主力の「Z」メインフレーム(大型コンピューター)の売上高は42%急減し、インフラ部門の売上高を7%減の38億4000万ドルに押し下げた。
IBMのジェームズ・カバノー最高財務責任者(CFO)はロイターに対し、「このメインフレームのハードウエアと取引処理ソフトウエアの構成が、第2・四半期の成長率を5ポイント超押し下げた。われわれは1─2ポイント程度の影響しか見込んでいなかった」と語った。
同氏は「顧客がメインフレームから離れている証拠は見当たらない」とし、「下期を通じてこのプログラムの大幅な好調が続く」と見込んでいると述べた。
ソフトウエア部門の売上高は5%増の77億6000万ドル。ただ、市場予想の78億8000万ドルには届かなかった。













