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Juveria Tabassum Alexander Marrow
[29日 ロイター] - 米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は29日、2027年6月期の総売上高が前期比1─3%になるとの見通しを公表した。米イラン情勢に伴う原材料やエネルギーなどのコスト増加を踏まえ「極めて厳しい地政学的・経済的環境」にあると指摘した。増収は確保するものの、26年6月期と比べて伸び率が鈍化するとした。
市場平均は2.7%の伸び率を予想していた。コスト上昇が響いて通期で利益が約10億ドル下振れするとの見通しを改めて示し、調整後1株当たり利益が6.89─7.11ドルになるとの見通しを示した。中間値は、市場予想7.04ドルをわずかに下回る水準だ。アンドレ・シュルテン最高財務責任者(CFO)は電話会議で、業績見通しの前提としているイラン交戦と原油価格の高止まりについて「最も大きな変動要因となる」と指摘した。
同時に発表した26年4─6月期決算は、純売上高が前年同期比1.5%増の212億300万ドルだった。LSEGがまとめた市場予想の213億8000万ドを下回った。1株当たりコア利益は3%減の1.43ドル。予想は1.41ドルだった。
P&Gは、今年1月に就任したシャイレシュ・ジュジュリカー最高経営責任者(CEO)が8月1日付で会長職を兼務し、前CEOのジョン・メラー会長が8月14日付でP&Gから離れることも発表した。
インフレの高止まりや食品・ガソリン価格の高騰により、低所得層は支出削減を余儀なくされている。米国では高所得層との格差拡大が顕著で、企業は幅広い価格帯で製品を提供するという課題にも直面している。












