Chuck Mikolajczak Shashwat Chauhan
[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が過去最高値で取引を終えた。この日発表された雇用統計は予想外に軟調な内容となり、連邦準備理事会(FRB)の9月会合での利上げ観測が後退した。
米労働省が発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比2万3000人減と、市場の増加予想に反し5カ月ぶりに減少に転じた。失業率は4.1%で、6月の4.2%から低下した。CMEのフェドウオッチによると、次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は約44%と、前日の55%、1週間前の67%から低下した。
AEウェルス・マネジメントのチーフマーケットエコノミスト、トム・シオマデス氏は「雇用創出を促進するには利下げが必要となるが、金利を引き下げればインフレを刺激することになる」と指摘。FRBが板挟みの状況にあるとした上で、「好調な企業決算を背景に市場は上昇している」と述べた。
好調な決算発表は人工知能(AI)関連企業による巨額支出への懸念を和らげ、主要3指数はいずれも週間ベースで4月中旬以来最大の上昇率を記録した。
週間ではS&P総合500種が3.58%高、ナスダック総合が5.19%高、ダウ工業株30種が2.96%高となった。
個別銘柄では、イーロン・マスク氏率いる宇宙企業スペースXは15.8%急伸。6月の新規株式公開(IPO)後に設定された複数の「ロックアップ(既存株主の売却制限)」のうち、最初の期限が6日に解除された。
企業のソフトウエア開発支援ツールを提供しているアトラシアンは35.3%急騰。1日の上昇率としては過去最大となった。
半導体のマイクロチップ・テクノロジーは13.9%上昇し、1日としては15カ月超ぶりの大幅高となった。両社とも四半期売上高の見通しが予想を上回った。
民泊仲介大手エアビーアンドビーは17.4%上昇し、S&P総合500種構成銘柄で上昇率トップとなった。6日発表した第2・四半期決算は売上高が市場予想を上回った。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.49対1の比率で上回った。
ナスダックでは値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.07対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は169億4000万株。直近20営業日の平均は175億6000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 54036. +151. +0.28 53849 54094 5380
93 83 .26 .65 7.94
前営業日終値 53885.
10
ナスダック総合 26690. +342. +1.30 26534 26712 2647
62 26 .66 .62 8.01
前営業日終値 26348.
35
S&P総合500種 7757.6 +47.6 +0.62 7735. 7763. 7719
4 8 18 08 .19
前営業日終値 7709.9
6
ダウ輸送株20種 21506. +81.9 +0.38
09 9
ダウ公共株15種 1098.7 +1.38 +0.13
8
フィラデルフィア半導体 12356. +308. +2.56
79 09
VIX指数 14.90 -0.25 -1.65
S&P一般消費財 1976.9 +26.1 +1.34
6 5
S&P素材 662.40 +9.92 +1.52
S&P工業 1566.6 +3.05 +0.19
2
S&P主要消費財 941.38 +0.11 +0.01
S&P金融 957.92 -3.03 -0.32
S&P不動産 286.26 +1.26 +0.44
S&Pエネルギー 882.47 -10.3 -1.16
1
S&Pヘルスケア 1930.5 +14.9 +0.78
9 7
S&P通信サービス 462.46 -1.61 -0.35
S&P情報技術 7027.1 +86.8 +1.25
6 3
S&P公益事業 442.60 +2.12 +0.48
NYSE出来高 12.23億
株












