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[パリ 27日 ロイター] - 欧州委員会の作物監視サービス「MARS」は27日、熱波被害を理由に2026年の全品目の域内収穫予想を引き下げた。西欧で高温・乾燥気象が続くと予想され、一段の下方修正の可能性もあると警告した。
欧州は世界で最も温暖化のペースが速く、今シーズンは相次いで熱波が発生。干ばつの深刻化、水の供給不足、極度の植生乾燥を受けて深刻な森林火災が起きている。
MARSはリポートで「相次ぐ熱波で冬作物の登熟期間が短縮され、収穫が前倒しになった。南部では既に収穫が完了し、その他の地域でも進行している」と指摘。
EUで最も生産量の多い穀物である軟質小麦の収穫予想を前月時点の1ヘクタール当たり6.00トンから5.88トンに引き下げた。これは25年を7%下回る水準だ。
また「夏作物については、西欧・中欧全域での記録的な高温と少雨で土壌水分が枯渇し、バイオマスの蓄積が制約されて開花にも影響が出た」と述べた。
穀物用トウモロコシの平均収穫は1ヘクタール当たり7.38トンから6.93トンに、ヒマワリは2.08トンから1.94トンに引き下げた。
EUの主要油糧種子である菜種については、3.18トンから3.14トンに下方修正した。また、テンサイは豊作だった昨年を7%下回り、平均並みの76.0トンになる見通し。












