記事の内容
[29日 ロイター] - ウクライナオリンピック委員会(NOC)は29日、国際オリンピック委員会(IOC)がロシアオリンピック委員会(ROC)に対する資格停止措置を暫定的に解除したことについて、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴手続きに入ったと発表した。
ロシアが2022年にウクライナ侵攻を開始した後、ROCはルハンスクなどウクライナの4地域を管轄下に置いた。これを受け、IOCは五輪憲章等に違反するとして、23年にROCに対し資格停止措置を講じていた。
しかし、IOCは今月7日に暫定的にROCの資格回復を発表。声明で「ROCはウクライナの該当地域においていかなる活動も行っておらず、今後も行わないとしている」と述べていた。
NOCは「IOCの決定は時期尚早で、23年10月6日にわれわれの提訴を受けてROCが資格停止となった違反行為が実際に解決したのかどうか、それを適切に確認しないままに決定がなされたというのがわれわれの見解だ」と声明でコメント。
「こうした違反に実質的に対応することなく、ROCの資格を回復するという決定は、国際スポーツ法の原則に反するものであり、オリンピック・ムーブメント全体にとって危険な先例となるものと考えている」と批判した。












