記事の内容
[28日 ロイター] - サッカーのルールを定める国際サッカー評議会(IFAB)は28日、今夏開催されたワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会でスイス代表FWブレール・エンボロが退場処分となったことについて、誤りとの判断を示した。
スイスは準々決勝でアルゼンチンと対戦。後半、1─1に追いついた直後にアルゼンチンMFレアンドロ・パレデスのタックルを受けて倒れ、主審は当初、パレデスにイエローカードを提示した。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)からパレデスのファウルはなかったと主審に伝達された結果、エンボロがシミュレーションの判定でイエローを受け、累積警告により退場となった。
IFABによると、今回VARの再審査対象となったのは、主審が当初パレデスに出した退場につながらない通常の警告だった。この場合にVARが介入できるのは、主審が反則を犯した選手を取り違えた場合に限られ、反則の有無や内容そのものは変更できない。このため、判定をパレデスのファウルからエンボロのシミュレーションに変更した介入は認められないとした。
スイスは1人少ない状態で延長戦まで戦い、最終的に1─3で敗れ、史上初のベスト4入りは果たせなかった。同代表のムラト・ヤキン監督はエンボロの退場処分を「容認できない」とし、「きょうの試合を台無しにした。敗北は受け入れるしかないが、このような形で敗れるのはつらい」と話していた。












