[ニューヨーク/ロンドン 6日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが円やユーロなどの主要通貨に対し上昇した。米国とイランの戦闘終結に向けた協議のほか、米労働省が7日に発表する7月の雇用統計が注目される中、安全資産としてのドルに買いが入った。
日米両政府は7月31日に約40年ぶりの円安・ドル高を食い止めるため、外国為替市場で協調介入を実施。介入を受け、ドルは4日に対円で155.20円まで値を下げ、5月初旬以来約13週間ぶりの安値を付けたが、その後は下落分の一部を取り戻している。
この日のニューヨーク時間の取引で、ドル/円 は0.41%高の158.41円。
BNYのFX・マクロ戦略担当ジョン・ベリス氏は、「円高が進めば、その分ドル安になる。週前半はまさにそうしたことが起きた」と指摘。こうした動きの背景として、中東情勢を巡り前向きな動きが出るとの期待から原油価格が下落したことなどで、ドルのプレミアムの一部が剥落したことも挙げられると述べた。この日の取引については、7日に米雇用統計の発表を控えかなり静かになっているとしている。
市場では、米連邦準備理事会(FRB)の今後の金融政策の行方の手がかりを得ようと雇用統計が注目されている。FRBは7月28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定したが、決定は9対3。ウォーシュFRB議長はインフレ抑制に向けた強い姿勢を改めて示し、9月の次回会合での利上げの可能性を排除しなかった。
INGの為替ストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は「7月のFOMC後に発表される経済指標は全てが極めて重要になる」とし、「7日に発表される7月の雇用統計はドル/円相場に大きな影響を及ぼす可能性がある。予想を上回る強い内容なら、投機筋によるドル買い・円売りポジションの積み増しが再び進む」との見方を示した。
主要6通貨に対するドル指数は0.32%高の99.98。
ユーロ/ドルは0.29%安の1.1519ドル。
ドル/円 NY午後3時 158.31/158.35
始値 157.87
高値 158.55
安値 157.83
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1523/1.1525
始値 1.1540
高値 1.1547
安値 1.1515












