Hiroko Hamada
[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比0.71%(433円24銭)高の6万1867円43銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米半導体株安の流れを引き継いで、朝方は売りが先行したが、次第にプラス転換。好決算銘柄への買いが支えとなり、日経平均は底堅さを維持した。ただ、どんどん水準を切り上げる展開にはならず、終盤は小幅高でもみ合った。
日経平均は前営業日比0.29%(175円85銭)安でスタートした後、前場中盤に一時2%超高の6万2924円84銭まで値上がりした。前日に決算を発表したアドバンテストが大幅高となり、指数を押し上げた。
後場に入ってからは上げ幅を縮小する場面もあったが、大引けにかけては小幅高で一進一退が継続。30日、31日と国内で大手半導体企業の決算発表を控え、様子見ムードが広がった。物色面では、決算を手掛かりにした売り買いが活発となった。
三菱UFJeスマート証券のチーフストラテジスト・河合達憲氏は「テクニカル面で日経平均は、3月末から6月後半にかけて上昇した幅の3分の2押しで踏みとどまっており、そろそろ底が見えてきたのではないか」と指摘する。半導体株を中心とした需給調整の一巡が意識され、目先の日経平均は「底堅い企業決算を手掛かりに、反発も期待できそうだ」(河合氏)という。
TOPIXは0.54%安の3952.5ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.55%安の2038.33ポイントだった。プライム市場の売買代金は12兆6645億7400万円だった。
東証33業種では、電気機器、その他製品、非鉄金属など5業種が値上がり。証券、商品先物取引、銀行、その他金融など28業種は値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が小幅に反発し、0.13%高の666.97ポイントだった。
決算を発表した銘柄では、NEC、日立製作所が大幅高。一方、マキタやタカラスタンダードは軟調だった。
交換レンズ大手のタムロンはストップ高買い気配となった。同社が30日、ソニーグループから完全子会社化を目的とした一連の取引に関する法的拘束力のない提案を受領していると開示し、株式公開買い付け(TOB)への思惑が先行した。
指数寄与度の大きいソフトバンクグループ、ファーストリテイリングは売られた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが534銘柄(34%)、値下がりは993銘柄(63%)、変わらずは28銘柄(1%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 61867.43 +433.24 61258.34 61,049.70
─62,924.84
TOPIX 3952.50 -21.53 3950.21 3,918.87─
3,982.70
プライム市場指数 2038.33 -11.31 2039.45 2,021.46─
2,053.98
スタンダード市場指数 1603.24 +4.57 1596.97 1,591.74─
1,609.32
グロース市場指数 862.37 +0.04 861.66 857.20─86
7.73
グロース250指数 666.97 +0.85 665.79 662.31─67
1.39
東証出来高(万株) 300462 東証売買代金(億 126645.7
円) 4












