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Kate Holton Muvija M Alistair Smout
[ロンドン 22日 ロイター] - 英国のバーナム首相は22日、生活費高騰対策の一環で、来年1月からバスの片道運賃の上限を2ポンド(2.68ドル)に設定すると約束した。運賃が最大で3分の1引き下げられることになる。
首相は前日、家庭用電気料金に関する付加価値税(VAT)の10月1日からの撤廃を発表、就任後の2日間で相次ぎ負担軽減策を打ち出した。
政府によると、バス運賃の上限設定には5億ポンド超の費用がかかる。1億ポンドは既存の交通予算から、4億ポンドはエネルギー安全保障・ネットゼロ省から、気候変動事業向けの補助金を融資に切り替えることで捻出する。
運賃上限は、独自の規制運賃制度を持つロンドン以外の地域に適用される。
首相は今後も新たな施策を公表する意向だが、財政上の制約に直面しており、年内にも増税か借り入れ拡大に踏み切るとの観測が出ている。
増税を計画しているかとの記者団からの質問にバーナム氏は「税に関する決定は予算編成の際に行う」とし、当面は可能な範囲で優先順位を見直して対応すると指摘。検討している税制上の課題として、非課税の個人所得控除を挙げた。この控除は2021年以降据え置かれており、所得の増加に伴い、より多くの人が納税対象になっている。
変更には多額の費用がかかる可能性があるが、財政規律を掲げた政府がどう財源を賄うのか市場は注視している。バーナム氏は「他の事項と併せて予算編成の際に検討が必要だ」とし、現段階では控除引き上げを「約束しておらず財源の裏付けのない公約もしていない」と述べた。












