東京株式市場で日経平均は3営業日ぶりに反落し、前営業日比0.94%(607円12銭)安の6万3754円90銭で取引を終えた。急速な円高が警戒され、輸出関連株を中心に売り優勢の展開となり、前営業日比で一時2.58%(1658円55銭)安の6万2703円47銭まで下落した。その後は、時間外取引で米株先物が堅調となったことを好感し、後半は下げ渋る展開となった。
急速な円高進行によって、輸出関連銘柄の業績見通しについて警戒感が広がり、中でも指数寄与度の大きいAI(人工知能)・半導体株の一角に売りが先行して、大幅な下落で始まった。
前週に業績予想を上方修正したファナックなど輸出関連の好決算銘柄も、円高に抗うことができず、市場のセンチメントは悪化し、手詰まりの様相を呈した。
しかし、中盤から米株先物が時間外取引で堅調となっていることを好感して戻り歩調となり、後場は下げ渋る展開。朝方売られたキオクシアホールディングスが急速に切り返したことも、ムードを好転させた。
日東フィナンシャルグループ代表・中島肇氏は「介入による急速な円高が懸念されたものの、現在発表されている企業業績に好調なところが目立つことから、為替相場が落ち着けば全体的に買い直されるのではないか。その際、売り込みが一巡した感があるハイテク株がリードすることになりそうだ」と指摘していた。
TOPIXは1.08%安の3960.03ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.07%安の2042.66ポイントだった。プライム市場の売買代金は11兆7886億2200万円だった。東証33業種では、値上がりは輸送用機器やゴム製品、サービスなど25業種、値下がりは非鉄金属やガラス・土石製品、電気機器など8業種。
個別では、トヨタ自動車が大幅安となり、SCREEN HLDGも軟調。村田製作所もさえないが、キオクシアHLDGが大幅上昇となった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が反発/続伸し、0.24%高(1.68ポイント高)の687.65ポイントだった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが464銘柄(29%)、値下がりは1060銘柄(68%)、変わらずは33銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 63754. -607.12 63834.9 62,703.47─63,905.1
90 5 2
TOPIX 3960.0 -43.27 3965.39 3,880.30─3,965.39
3
プライム指数 2042.6 -22.05 2040.80 2,001.89─2,045.33
6
スタンダード指数 1627.9 -1.1 1624.19 1,608.41─1,630.43
5
グロース指数 886.55 1.64 880.17 868.49─888.08
グロース250指数 687.65 1.68 681.94 672.48─688.99
東証出来高(万株) 282409 東証売買代金( 117886.
億円) 22












