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[ロンドン 29日 ロイター] - 英国のバーナム首相は29日、ロンドン北部の介護施設で講演し、イングランドの成人向け社会福祉制度は利用者負担の面で「不公平な」状況にあるとの見方を示し、野党とも協力して見直すと発言した。現在の予算規模でも、全国的な介護サービスを医療サービスに統合すれば改善できるとの見方を示し、包括的な介護人材計画を閣僚らが策定するとも言及した。
野党の保守党や自由民主党のリーダーらと協議したと説明。厳しい判断が必要となると認めつつ、国民的な合意が徐々に形成されることを期待すると語った。歴代の政権は、野党に提案が受け入れられずに社会福祉の改革に失敗してきた。
無理なコスト削減など、介護における民間の利潤追求は「根本的に容認できない」と主張。サービスの質を確保するための公的な管理も制限されていると指摘した。バーナム氏は、アルツハイマー病を患う自身の父親の体験を踏まえ、制度是正を決意したと明かした。
制度改革には、増税や介護税の導入などの議論につながるため、政治的リスクを伴う。バーナム氏は2010年、保健担当の大臣として介護に関する改革を手がけた経験も持つ。
医療シンクタンクのキングス・ファンドによると、イングランドの地方自治体は2024/25会計年度に、障害のある成人および高齢者向けの社会福祉サービスに345億ポンドを支出した。












