Hiroko Hamada
[東京 3日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比1.74%安(1121円51銭安)の6万3240円51銭となった。為替相場で円高が進行する中、幅広く売りが出た。特に輸出関連株を中心に売りが強まり、日経平均は一時2%超安となる場面があった。一方、決算発表を手掛かりにした物色もみられ、一部の好決算銘柄は堅調に推移した。
・日経平均は前営業日比0.82%安でスタートした後、2.58%(1658円55銭)安の6万2703円47銭まで下落。
・業種別では、輸送用機器が4%超安と大幅に下落。一方、円高メリットと目される銘柄の一部には買いが入った。
・ドルは一時155円前半まで下落。片山さつき財務相は3日午前、7月31日(米国東部時間)に日米で協調介入したとの談話を発表したことに関し、同日以外の「介入の実施や状況について、特に申し上げることはない」と述べた。
・決算を発表した銘柄ではキオクシアホールディングス、TDKが堅調。その他、カシオ計算機がストップ高となった。
・TOPIXは2.17%安の3916.61ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は6兆4309億3300万円。
・東証33業種では、金属製品以外の32業種が値下がり。輸送用機器、保険、鉱業などが下落率上位に並んだ。
<フィリップ証券 アナリスト 笹木和弘氏>
「円安が業績にプラスに寄与している企業も多く、きょうは円高進行が売りにつながっている。今回は日米協調介入なので、まだ円高が進む可能性もあり、不透明感を嫌気した売りも出ている」
「8月に入り、月初の需給要因で売りが出ている面もありそうだ」
「きょうは全体的に売りが出ているが、売り一服後は国内のインフレが抑制されるとの思惑で消費関連など内需株が買われる展開も想定される」












