夏休み直前、ヒイヒイ言いながら大量の荷物を持ち帰っていた――そんな経験がある読者も、少なくないはずだ。
広島県在住の30代女性・あいぴすさんもその一人。
しかも彼女の家は、学校から30分もかかる場所にあって......。
<あいぴすさんからのおたより>
私が小学校低学年の時、夏休み前で教材を全て持って帰らないといけない日のことです。
置き勉は出来ず、ランドセルにたくさんの教科書を詰め込み、手提げ鞄にも算数セットやその他もろもろ。
学校は坂の上にあり、私は当時学年で一番遠い家から30分以上かけて登校していました。
手提げかばんは地面に擦れて...
背が低く、手提げ鞄は地面に付いて擦れ、破れてしまっていました。
肩も腕も重くて鞄も破れて、泣きながら帰る私。
そこへ見知らぬ女性が車で通り掛かり、私を車に乗せて、ランドセルに書いてある住所をたよりに家まで送ってくださったのです。
あの時は小さくてお礼を言ったのかすら覚えてないけど、大人になった今、その方のお心遣いが本当に有り難かったと感じます。
後から知ったことですが、母がこのことを知って学校に電話をしたそうで、冬休みになる頃には置き勉が出来るようになっていました。
車に乗せてくれた方にも、母にも感謝です。
【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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