米カリフォルニア州で7月16日、犬が海へ逃げ込むように入っていく様子が目撃された。通報を受けた消防隊員がボートで救助に向かった。その一部始終を記録した映像に、安堵と称賛の声が寄せられている。
カモメから逃げるように泳ぎ続ける1匹の犬
ガーディアン紙によると、目撃者は、同州イーストパロアルトのダンバートン橋付近で、1匹の犬がサンフランシスコ湾で泳いでるところを発見。
通報を受け、メンロ・パーク消防署の隊員が現場に駆けつけた。隊員が同紙に語ったところによると、犬は当時「ひたすらに泳ぎ続けていた」という。
当初は双眼鏡で犬の行方を追っていたが、途中でドローンに切り替えて上空から位置を特定した。
同署が公開したドローン映像には、上空を飛ぶカモメから必死に逃げるように水かきを続ける犬の様子が映っている。隊員はボートで近づくと、片手で犬をすくい上げ、無事に保護した。
地元ニュースサイト「InMenlo」によると、隊員が救助した際、犬は岸から約800メートル離れた場所にいたという。
「無事でよかった」「隊員に拍手を」映像に反響
同署は当時の状況について、「小さな犬が沼地を逃げ切り、カモメの“ギャング集団”に空から攻撃されるも生き延び、我々に保護された」と、キャプションでジョーク交じりに説明した。
複数のメディアが救助映像を取り上げると反響を呼び「ワンちゃんが無事で、本当によかった!」「見ているだけでも、心苦しくなる」「救助してくれた隊員に拍手を」「隊員たちもすばらしい!」などのコメントが寄せられた。
花火の日は、犬の失踪に注意を
犬は動物虐待防止協会に引き渡されたのち、米独立記念日である7月4日から行方不明となっていた迷子犬であることが判明した。後日、無事に飼い主と再会を果たしたという。 犬が行方不明となった経緯は明らかになっていないが、ネットでは「独立記念日に打ち上げられた花火に驚き、家から逃げ出したのでは」と推測する声が広がっている。
実際、犬は花火や雷などの突発的な大きな音に強い恐怖を感じやすい。動物保護に関するデータを集積する米非営利組織「シェルター・アニマル・カウント(SAC)」によると、2021年から2023年にかけては、独立記念日の翌日にあたる7月5日に迷子犬の保護数がもっとも多く記録された。 WSFAの取材に応じた獣医は、花火の日に犬の失踪を防ぐ方法として、ペットのいる部屋の戸締まりをしっかりすることや、テレビや扇風機の音で花火の音を聞こえにくくすること、ペットを屋外につながないことを提案している。












