ヒマラヤ山脈の仏教王国として知られるブータンのジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃が7月25日、同国南部にあるゲレフーを公式訪問しました。ブータン王室の公式Instagramがその様子を公開。投稿された最新ショットには、国王夫妻の3人の子どもたちの姿も収められており、成長した姿に1万以上の「いいね」が寄せられています。
◼︎一家の仲むつまじい姿を公開
国王夫妻の間には、2016年2月に長男のジグミ・ナムゲル皇太子、2020年3月に次男のジグミ・ウゲン王子、2023年9月に長女のソナム・ヤンデン王女が誕生しています。
今回の公務で一家はまず、サルパンにある伝統的な城塞建築「サルパン・ゾン」を参拝。その後、大規模な都市開発計画が進むゲレフー特別行政区を訪れました。
現在ブータンでは、国家の一大プロジェクトとして「ゲレフー・マインドフルネス・シティ(ゲレフー特別行政区)」が進められています。
また、今回の訪問では、2026年11月1日に4万人のボランティアの手で「1日で108基の仏塔(チョルテン)を建てる」という計画に向けた準備も行われました。一家は、その仏塔の中に納められる品々のお披露目を受け、プロジェクトの成功と未来への祝福を祈願しました。
ブータン王室の公式Instagramには、地域の人々と触れ合う様子や一家の仲むつまじい姿など、計20枚の写真が公開されています。
◼︎ゲレフー・マインドフルネス・シティとは?
これまで「国民総幸福量(GNH)」の追求を国是としてきたブータンですが、近年は若い世代の国外流出が大きな課題となっています。 そこで政府は、インド国境に近い南部ゲレフーに「ゲレフー・マインドフルネス・シティ(特別行政区)」を設置。2023年末に構想を発表して以来、2025年から本格的な建設が始まっています。 公式ウェブサイトによると、特別行政区を設立する目的は「ビジネスに適した環境と魅力的な優遇措置を提供することで、活気ある経済的ハブを創出する」こと。2045年までに20万人の住民誘致を目指しており、2030年頃にはゲレフー国際空港の開港やインドとの鉄道接続なども予定されています。












