タイの首都バンコクを訪れた外国人観光客の言動に、批判の声が相次いでいる。話題の発端は、7月24日(現地時間)に電車内で撮影された1本の動画だ。電車内で騒ぐ外国人観光客に地元の乗客が注意したところ、返ってきたのは侮辱的な言動だった。
電車内で大声ではしゃぐ外国人観光客グループ
現地の英字紙「バンコク・ポスト」によると、動画はバンコク市内を走るBTSスカイトレインの車内で撮影された。映像には、外国人観光客のグループが、大声ではしゃぐ様子が映っている。
同紙によると、撮影した地元の乗客は「タイでは電車の中で騒がないんだよ」と伝えるなど、声を小さくするよう諭したという。
注意をするも、不適切な言動はエスカレート
乗客の注意に対して、観光客グループは、静かになるどころか暴言を吐いた。さらに、撮影者に詰め寄って口論を始め、中指を立てるなど挑発的な態度に出た。
「あなたの国でお金を使ってあげているのに、ごめんね」と、皮肉交じりの発言もあったという。これに対し、撮影者も冷静さを失い暴言で返した。
その後も、車内には観光客グループの笑い声が響くなど、周囲への配慮を欠いた振る舞いが目立っていた。
イタリア大使館が謝罪
この観光客グループは、イタリアから修学旅行でタイを訪れていた未成年だった。
騒動を受け、在タイ・イタリア大使館には批判が殺到。同大使館は翌25日、公式フェイスブックで謝罪文を公開するとともに、修学旅行生の行動は、イタリア人全員の態度を代表するものではないと明記した。
さらに同大使館は、車内で騒いでいた未成年を含む計4人で、動画を撮影。「BTSでの私たちの行動は間違っていました。タイの皆さん、本当にごめんなさい」と、謝罪した。
世界各地から、批判の声
車内で撮影された映像には、「気分が悪い」「現地でお金を使ってくれるのはうれしい。だけど、不適切な言動は自国に置いてきてほしい」「とても高圧的で上から目線だ」など、批判の声が寄せられた。
また、イタリア在住の人々からも、「とても恥ずかしいし、心がざわつきました。きちんと責任を取れるようになることを願っています」「同じイタリア人として、現地の人々に謝りたい気持ちです」などのコメントが寄せられている。












