1992年に公開された宮﨑駿監督のアニメ映画『紅の豚』。同作に登場するヒロイン・ジーナは、大人の色気とどこか憂いを感じさせる女性として描かれ、「大人になったらジーナのようになりたい」と憧れた人も多いのではないでしょうか。そんなジーナにそっくりな姿が、SNSで話題になっています。
注目を集めているのは、コスプレ活動をしている「あさひな#」さん(@yumiasahina_cos)。
7月21日にX上で、ジーナのコスプレをした姿を公開したところ、3.6万件を超える「いいね」が集まりました。
投稿された写真には、白い帽子と手袋、ワンピースを着用したあさひなさんがほほ笑む姿が写っています。帽子のウェーブ感やブルーのアイシャドウ、イヤリングやネックレスなど、細部までジーナにそっくり……!
ジーナは、豚の姿をした主人公・ポルコ・ロッソの昔なじみで、飛行艇乗りたちの憧れのマドンナとして描かれているキャラクターです。ホテル・アドリアーノを経営する実業家で、これまでに3人の飛行艇乗りと結婚しましたが、全員と死別した未亡人でもあります。ポルコが昼間、ホテルの裏庭に自分を訪ねてきたら「今度こそ愛そう」と密かに賭けをしており、「私、いま賭けをしてるから」と打ち明けるシーンも印象的です。
投稿のリプライ欄で「みんなの憧れのジーナさんに近づきたくてがんばりました!」と明かしたあさひなさん。23日には、「私 いま賭けをしてるから」と劇中のセリフを添えて、カメラマンのいさまるさん(@nisyanka)が撮影した空を見上げるジーナの写真も披露しています。
「本物すぎる」そっくりな姿にSNS衝撃
あさひなさんのコスプレ姿は63万回以上表示され、 「本物のジーナさんですね?」 「これはアドリア海の飛行艇乗りじゃなくても、みんなジーナさんに恋するわ……」 「本物すぎる!
衣装も拘って作っててすごい…!!!!!」 「二次元から出てきたすぎる」 「実在したんだなぁと思うくらいクオリティ半端ない」 「ビックリしました。本当によくお似合いだし、本物より本物」 などの反響が寄せられています。
衣装やメイクのこだわりが気になった編集部は、詳しく話を聞きました
――ジーナのコスプレ写真はいつ撮影したものなのでしょうか?
「撮影したのは投稿した当日です!」
「映画に出てきたジーナさんの中庭に近い雰囲気のテラスがあるスタジオをカメラマンさんが探してくださったので、そこで撮影しました」
――ドレスや小物のディテールもジーナそっくりです。衣装はどのように準備したのでしょうか?
「帽子や手袋などの小物は既製品なのですが、ドレスは手作りです」
「布選びからこだわり、いろいろな型紙を改造したり、組み合わせたりして、ディテールを再現しつつも自分の体に合わせてシルエットが美しく見えるよう、細かく調整しながら製作しました」
――こだわりが詰まったドレスだったんですね。製作にはどれくらいの期間がかかりましたか?
「なかなかまとまった時間が取れず、1カ月くらいかかってしまいました」
――アイシャドウやリップの色もとても素敵で、ヘアスタイルもジーナそっくりです。ヘアとメイクで特に難しかったポイントはありますか?
「ジーナさんはアイメイク、特にアイシャドウが特徴的なので、ご本人に似せつつも自分の顔になじむよう調整しました」「ウィッグはなるべく地毛のように自然に見えるようこだわっていますが、ジブリ作画特有のふんわりしたシルエットを出すのがなかなか難しかったです」
――ジーナのコスプレをしようと思ったきっかけは、なんだったのでしょうか?
「以前からこの映画が大好きで、ジーナさんは私の憧れの女性でした」
「ずっとジーナさんのコスプレをしてみたいとは思っていたのですが、コスプレ衣装を一から自作することがここ数年で少しずつ増えてきて、今なら作れるんじゃないか、自分のいまの技術でどこまでできるかやってみたい! と思ったのがきっかけです」
――とても再現度の高いコスプレで、本当に素敵です。一番気に入っているポイントをお聞かせください。
「衣装やメイクはまだまだ技術が足りず悔しいところもありますが、ジーナさんの纏う雰囲気や空気をカメラマンさんとの共同作業で表現できた点は気に入っています」
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作品への深い愛情と丁寧な衣装づくりから生まれたジーナのコスプレ。衣装やメイクだけでなく、キャラクターの「雰囲気や空気感」まで表現しようとするあさひなさんのこだわりが、多くの人を惹きつける高い再現度につながっているのかもしれません。












