米カリフォルニア州で7月17日(現地時間)、ハクトウワシが負傷した状態で発見された。発見当初は飛ぶこともできない状態だったが、徐々に回復しているという。後日公開された最新ショットには、凛々しい姿のハクトウワシの姿が映っていた。
ハクトウワシ、水辺で立ち往生しているところを救助
ロサンゼルス郡公園レクリエーション局によると、ハクトウワシは同州南部の高原「ビッグ・ベア・レイク」付近で発見された。
同局が公開した映像には、ハクトウワシが水辺で立ち往生している様子が映っている。必死に羽を動かし水の中を前進するが、飛ぶことはできないようだ。
ハクトウワシはその後、環境保護団体「フレンズ・オブ・ビッグ・ベア・バリー」と地元の消防団など、複数のチームの協力によって救助された。
不調は見られるも、徐々に回復
治療を引き受けたリハビリ施設「オーハイ・ラプター・センター」がKABCに語ったところによると、ハクトウワシは発見直後、「無気力で低体重だが、身体的外傷はなかった」という。
後日、同施設はハクトウワシに貧血と腎臓の炎症が見られることを報告。 一方で回復の兆しも見られ、介助を受けながらエサを食べるほか、自力でエサをついばむ様子も確認されている。また、立ち上がったり止まり木にとまったりすることもできているという。
同施設の投稿には、「回復が早い!」「助けてくれてありがとう」「早く家族と再会できますように」など、さまざまな声が寄せられた。
ほかのワシとのけんかで負傷したか
フレンズ・オブ・ビッグ・ベア・バリーによると、保護されたのは「ジャッキー」という愛称で呼ばれている、ビッグ・ベアエリアに暮らすメスのハクトウワシの可能性が高いという。 同環境保護団体は同エリアで暮らすワシの様子をライブカメラで記録し続けていたが、数日前からジャッキーが巣に戻る姿を確認できていなかった。 また、ジャッキーが2羽の若いワシと争う様子がスマートフォンで撮影されていたと説明。鋭い爪で応戦して相手を撃退したものの、遠くまで飛んで逃れることはできなかったと見られている。
ハクトウワシとは?
ハクトウワシは米国の国鳥であり、国章にも描かれていることで知られる。 第二次世界大戦後に個体数が減少し、1967年に絶滅危惧種保全法の保護対象に登録されたが徐々に数が回復。
2007年に絶滅危惧種のしてから外れ、アラスカとハワイを除くアメリカ本土48州で、約7万1,000組の繁殖つがいが確認されている。












